11月。出稼ぎが終わった話
11月。
やっと仕事が一息ついた。
馬車馬のように働いたおかげさまで、先月だけは旦那の収入を超えることができたに違いない。
そのせいか、いつもより旦那が優しかった。
期間中は大体、私の方が帰りが遅かったのだが、電車の到着時刻を聞かれて迎えにも来てくれた。
そして、家に帰るとホカホカの鍋が用意されていたのだ。
なんなんだこの待遇は。
これが、家に帰るとご飯があってお風呂も自動的に炊かれているという幸せか。
最高だ!!!
ただ、あまりにも疲れてしまって、大々々々々々好物のゲームが全くできなかった。
1ヶ月半ほど、というか、これを書いている現在もまだコントローラーを握っていない。
あれほど楽しみにしていたメタルギアソリッドは、後半~ラストまで旦那のプレイ画面を横で観るだけになってしまった。
非常に物足りない。
ストーリーが好きだから、重要なムービーだけ観られればよいと思っていたのだが、意外と物足りない。そもそも、何の苦労もしていないとメタルギアの深いストーリーが頭に入ってこない。チームの一員としてではなく、とこか別次元の存在としてストーリーを観てしまうからか?非常に物足りない。
やはり自分で苦しみ何度もやり直した末の達成感が必要なのか・・・あらためて映画ではなくゲームが好きな理由がわかった。
かといって、やり直す気力も出てこない。
すっかり、仕事中心の生活になってしまったからか休みの日もとにかく何かしなければという気になってしまって「まだです。まだゲームをするには早いですよ」と誰かにささやかれている気がする。
エオルゼアのお友達とも、かれこれ2ヶ月は交流していない。
なんだこの不思議な感覚は。
心と体はバラバラな状態だが、心はとにかくゲームをしたくてたまらないので、とりあえず何か日常のレベルアップになるようなことをして自分を納得させようと思う。